9/16 夕日の海と千の温泉

 

初めての松山を、一晩だけの滞在を、満喫しなければ・・・
心のどこかがそう感じていた。

スイカですっかり満足している娘たちを連れ、車で1時間ほどのところにある双海海岸に
出かけることに。
このあたりは、もともと岩場で砂浜が無いそうで、堤防で囲った人造の浜辺があるという。 
沖縄の浜辺のように、白くて粗い砂。やはり、サンゴの砕けたものなのかな?
小さな貝殻が混ざっているというので、色やカタチが可愛いものを思い思いに拾うことにした。

9/1、夏休み最後の日曜日。
♪今は、もう秋〜 ...と歌が流れてきそうな、貸し切り状態の夕方の浜辺。
なんだかとても贅沢だ。

娘たちはこの状況を心いっぱい喜びながら、ドンドン波打ち際に歩いて行く。
駐車場で車を降りるとき、水着を着せようかどうか短く迷った。
もう17時。少し秋を感じさせる海風で昼間の暑さも少しは和らいだ。
泳ぐことは無いだろう...。

はじめは大人しく貝殻拾いを楽しんでいたが、『キャー\(^0^)/』という歓声がだんだん
エスカレートする。
・・・時間の問題だね。(^^;)
案の定、30分も経たぬ間に水浸しになっていた。

ちょっと休憩させようと、もう閉まりかけた売店でイカ焼きを買った。
この辺りの名物だと早々にお土産に持たせてくれた甘いお醤油に浸けてある。
焼いて浸けただけ、そのシンプルさがたまらなく美味しい♪

さぁ、そろそろ本題。
この海岸にこの時間に訪れた理由が確認できる。
ここ双海町のキャッチフレーズは、『しずむ夕日が立ちどまる町』。
これまでの景色も十分美しいのだが、私たちは海に落ちる寸前の夕日を見に来たのだ。

西の低いところに雲の一団がある。
・・・見えるかなぁ。
ちょっと心配になりながら、海水浴状態だった娘たちをシャワーして着替えさせた。
湯上がりのようなつるつる顔で白とピンクのジンベイ姿。
・・・2人とも抜群にカワイイょ♪

すぐ脇にある階段を上ると2階高さにある展望台。
わぁ・・・海岸が一望できる!
急速に日が落ちる。雲に隠れている。
私たちは今か今かと夕日が立ちどまる瞬間を待った。
・・・その時間だけ本当に、時がゆっくり流れるようだった。
私は一度だけシャッターを押した。

とても満足して、車に乗り近くの料理屋さんへ。
鯛そうめん、白身魚のから揚げ、鯛めしのセット・・・
地の魚料理がテーブルいっぱいに並んだ。
鯛そうめんは、初めて。興味津々で私がリクエストしたもの。
おぉう!
大皿に盛られた切り口が円い太めのそうめんに、小さめの鯛が丸ごと乗っている。
想像以上に美味しくて、娘たちも喜んで頬張った♪

お腹がいっぱいになった帰りの車内。娘たちはすっかり熟睡。

『お風呂は?』・・・そう遠くない『道後温泉』に行くことに決定!

何の前知識も持たずに訪れたそこは・・・!
ちょうど先週DVDで観た『千と千尋の神隠し』の『油屋』かと思った!?

『湯婆婆がたくさん居るから気をつけてください』友が言う。
直後、私が券をまとめて買っていると、だま〜って右脇から腕を伸ばしてくるヒトが。。。

『ん?おぉっ・・・』(;^_^A
かなり痩せた感じの老婆が無言で私の顔など見ようともせず、自分の券を買おうと
しているらしかった。

確かに、お湯好きの『ばぁば』が居た。(・o・)
居次元空間のようだった。
なんだか黒くて古い屋根の大きな建物。
現代人が灯篭や、お盆の和風照明、お神輿の飾りイメージするような不思議な距離感。
2階は宴会場のように広い一面畳敷きの休憩所。
ここでユカタが貸し出され、お茶が振る舞われるらしい。
何もかもが新鮮。
お風呂は熱め。
娘たちはそれでも頑張って、少し入ってみていた。

なんて長い一日だったのだろう・・・
帰宅後、数時間後に満2歳になるHちゃんのバースデーケーキを食べることに!
娘たちは届いたばかりのアンパンマンのビデオを見ながら布団の上を跳ね回り・・・
興奮に歯止めが効かず12時をまわっても眠る気配がなかった。

 


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